早稲田の大将、赤本なしで早稲田大学受験！

頑張れニッポン

早稲田の大将ヌルハチ先輩は、
過去問研究なしで、
早稲田大学政経学部を受験しました。

赤本なしでの早稲田受験。
その驚くべき理由とは。

八年ほど前まで、
ヌルハチが受験生時に使った、
参考書などは、
ほとんどすべて保管してありました。

このなかには、
駿台での世界史の講義や、
なんと、あの駿台の名物男、
鈴木長十の授業を、
録音したテープも含まれていたのですが、
引越しの際に、
処分してしまったようです。

この二種類のテープは、
残しておけば、
非常に貴重なものとなっていただけに、
本当に残念です。

長十の肉声なんて、
残っていたら、
さわりの部分だけでも、
聞いてもらえたんですけどね、
あの名調子を。
本当に残念です。

当然、その中には、
過去問研究の赤本も、
含まれていたわけですが、
あったのは、東京大学文科系の、
赤本一冊でした。

ヌルハチは浪人の時に、
東京大学文科一類と、
早稲田大学政治経済学部政治学科の、
二つしか受験しませんでした。

横浜国立大学にも、
受験票は提出してありましたが、
行く気はまったくなかったので、
実際には、受験はしませんでした。

早稲田大学の赤本がなかった理由ですが、
そもそも買わなかったから、
なかったのです。
紛失したのではありません。

なぜ買わなかったのかというと、
買う必要がなかったからです。

別に見なくてもいいと、考えていたからです。

ヌルハチの、
早稲田大学勉強法の中でも書きましたが、浪人時のヌルハチの学力は、
英国社の3教科では抜けていました。

できのいい時は、
駿台模試でも、
1位を狙えるレベルでした。

駿台の偏差値で、
早稲田の政治の偏差値より、
20以上は、上でした。

当時、早稲田の政経の定員は、
確か1100人でしたが、
東大との掛け持ち受験が多いために、
実際の合格者は、
定員の2倍の2200人でした。

ヌルハチの場合、
早稲田の政治は、
英語、国語、世界史の3科目で、
受験しましたが、
この3科目合計では、
どう転んでも、
2200番以下になるということは、
考えられませんでした。

これは、
ヌルハチの偏差値を見てもらえば、
わかると思います。

こんなこというと、
怒られるかもしれませんが、
当時のヌルハチは、
文科一類しか、
眼中にありませんでした。

他の大学はすべて、
存在しないようなものでした。

まあ、
典型的な、東大病だったわけですがね。

したがって、早稲田の場合も、
あくまでも、
滑り止めの唯一の大学という認識しか、
ありませんでした。

文一に落ちたら、早稲田の政治。

こういう考えだったのは、
ヌルハチだけではなく、
文科系の、学力のトップ組の多くが、
同じような考えだったと思います。

早稲田の政経か法学部だったね、
文科系だと。

ヌルハチも、東大以外では、
早稲田の政経しかなかったということです。その当時は。

名前だけで、通る大学だったよ、
早稲田の政経は。

だから行ったんだけどね、ヌルハチ先輩も。

赤本は買わなかったわけですが、
問題集などには、
早稲田の入試問題も、
収録されていましたので、
問題のレベルの確認などは、
赤本なしでも、
できていたと思われます。

過去問研究なしでの、早稲田合格。

赤本を買わなくても、早稲田合格。

タイトルをつけると、
こんな感じになりますが、
今考えるとぞっとするね。

落ちていた時のことを考えると。

ヌルハチ先輩も若かったから、
こわいもの知らずのところがありましたね。

今なら、こんなことはしないだろうけどね。

青春万歳だね、本当に。

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