ホーム >受験技術 >集中できる連続学習時間はどのくらいか
人間が集中できる連続学習時間とは、
一体どのくらいなのだろうか？
休憩をはさむ、はさまないで、
学習効果に、違いはあるのだろうか。
非常に興味深い考察です。
一気の連続学習時間。
この言葉は非常に心地がいいもので、
いくらでもやってみたいと思うのは、
自分ひとりだけではない、と思います。
できることなら5時間か6時間、
それこそ死にもの狂いで、
一心不乱に勉強してみたいものです。
それも毎日。
実はこの連続学習時間については、
自分のなかではすでに、
解決済みとなっています。
すでに結論が出ているということです。
ヌルハチ先輩は、
参考書大将でありましたが、
学習法の試行錯誤大将、
でもありました。
いろいろな参考書を手に入れまくりましたし、
学習方法についても、
最初の頃は手あたり次第に、
文字通り、試行錯誤を重ねてきました。
特に高校一年の時には。
その学習法の試行錯誤王の、
いわば、自分自身を使っての、
実証実験の結果を基にしての、
結論ですので、
大いに、参考にして欲しいと思います。
まず初めに、
いきなり結論からいいますが、
どのくらい集中して連続学習ができるかは、
人によって違います。
どのくらいの時間、
勉強に集中できるかは、
人それぞれであって、
全部の人が、
同じ時間集中できるものでは、ないのです。
人間の脳が、
あることがらに集中できる時間には、
限界があります。
ある人にとっては、
それが1時間であるかもしれませんし、
別の人にとっては、
1時間半であるかもしれません。
ただ、はっきりしていることが、
一つだけあります。
それは、
本当に集中して脳を使った場合は、
その連続使用可能な時間は、
それほど長くはないということです。
先ほど、
自分を使って実験してみたといいました。
いろいろと、時間の幅をかえて、
やってみたのです。
連続しての学習を。
その結果として行きついたのが、
自分の場合の最適の連続学習時間は、
約40分から50分である、
という結論でした、
これ以上の長時間学習は、
自分の能力以上のものでありましたし、
またそれ以上連続してやっても、
頭が疲れるだけで、
効率が悪いと気がついたのでした。
ただ、この時間は、
あくまでもヌルハチの場合であって、
他のすべての人に、
あてはまるものでもありませんし、
この時間が、
人間の限界であるなどという気も、
毛頭ありません。
ただ、パソコンなどでも、
長時間の連続使用は、
不具合のもとになります。
F1のレーシングカーでも競走馬でも、
最初から最後まで、
フルスロットルで走らせたら、
途中リタイア確定になります。
物事にはすべて、限界・限度があります。
優秀なF1ドライバーや騎手は、
自分のマシンやサラブレッドを壊すような、
無謀なことはしません。
ときたま息を抜いたり、
少し楽をさせたりしながら、
上手にゴールをめざすのです。
勉強や学習も同じです。
休憩をはさんで、
疲弊した脳を休ませ、
回復を待って、
また学習に取り組む。
これが賢明な学習方法であり、
利口な連続学習時間なのであります。
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