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ホーム >受験技術 >勉強は日々に積み重ねがものをいう 勉強で大切なのは、 日々の積み重ねです。 単調な学習に、 ねばり強く耐えられるかどうか。 不断の努力が、最後にはものをいいます。 勉強は、 ある意味では克己(こっき)です。 克己、 つまり、己に克つということです。 向学心に燃える人もなかにはいますが、 中学や高校の段階で、 勉強が何よりも好きだなどという人は、 割合からいうと、少数派だと思います。 やらなくて済むものなら、やりたくない。 避けて通れるものなら、避けて通りたい。 これが正直な感想であり、 本当のところでしょう。 校内試験があるからやる。 入学試験のためにやる。 資格を取るために、仕方なくやる。 会社から、なかば強制されているから、 嫌々ながらもやるしかない。 大体のところ、 これが勉強の真実ではないでしょうか。 ヌルハチ先輩も、 高校の時は猛勉強でした。 しかし、この頃の勉強も、 なかば、必要に迫られてやっていた、 という側面があります。 実は、高校時代の同級生に、 非常に優秀な人がいました。 この人との切磋琢磨というか、 競争のために、 否が応でも、毎日勉強せざるを得なかった、ということがあったのです。 「必要は発明の母(Necessity is the mother of invention.)」、 という言葉がありますが、 ヌルハチの場合は、 「必要は勉強の母」、 であったわけです。 必要に迫られたからやった。 本来なら、 あそこまでやらなくてもよかったのに、 優秀な同級生がいたから、 その人に負けじと一生懸命勉強した。 これは高校時代の勉強の真実でした。 人間には、 怠惰(idleness)と勤勉(diligence)とが、 同居しています。 そして、本能のおもむくままにしていると、 大抵の場合は、怠惰が勝ってしまいます。 その理由は、 怠惰であることの方が、楽だからです。 楽だから怠惰に流れる。 これで一生を終えられるなら、 こんなに楽しく、楽なことはありません。 しかし、です。 人間の営みの場合は、ここに、 競争という原理が割り込んできます。 優勝劣敗といってもいいでしょう。 要するに、 強いものが勝つ。 優れたものの方が、 優位に立つということです。 人間は、 集団を好む(gregarious)生きものですが、 それと同時に、 闘争本能にも富んでいます。 好戦的といってもいいほどの、ものです。 集団の一員でありたいと望む半面、 その集団のなかでの優位性を、 希求する一面もあるのです。 こうなると、 どうしても出てきてしまうのが、 先ほど述べた、競争の原理なのです。 他人より上に行こうとする気持ち、 ということもできます。 初めに、勉強は克己だと言いました。 嫌なことでも、 自分を抑えて進んですることです。 率直にいって、 勉強することは、 かなり単調で、退屈なものです。 しかし、 この退屈さや単調さに耐えて、 少しずつでも、 前に進もうと努力しなければ、 他人との競争に、勝ち目はありません。 いわゆる勉強のできる人とか、 成績のいい人というのは、 こういった面での克己が、 できている人たちです。 勉強が習慣になっている人たち、 ということもできるでしょう。 単調さや退屈さに耐え、 日々、こつこつと努力を重ねる人には、 かないません。 また、こうした克己という自己修練が、 可能になった人にこそ、 学業や、その後の人生においての、 成功への道程が、見えてくるといえます。 人生の迷路(maze)に迷わないためにも、 勉強は、 必要かつ必須のものと、いえるでしょう。 ヌルハチの基本英文700選 学力トップ層の特権!参考書複数主義 必要な勉強時間は人により異なる 英語脳の育成が成功につながる 動詞がわかると英語が見えてくる 模試や偏差値はあくまでも目安です! 山ほどたまっていた参考書の功罪 睡眠時間と成績に関係はあるか 集中できる連続学習時間はどのくらいか 学習スランプ時のショック療法 勉強は自分のためにするものです 「ゆとり教育」が失敗した本当の理由 葦編三絶はもう死語なのか 自分の将来への投資!それが勉強です 世界の強敵に立ち向かう学力 勉強は日々の積み重ねがものをいう 英文読解と伊藤和夫 英単語は英語力の証明 英文法の役割 英熟語征服法 長文勉強と英文速読 模擬試験 偏差値エリート 英語勉強 ・英単語英熟語 ・英文読解 ・英語長文 ・英文法 ・英作文 ・究極リスニング ・特A受験英語 ・参考書の選び方 英語参考書 国語勉強法 ・現代文 ・古文 ・漢文 ・日本史 ・世界史 受験勉強法旅路編 ・教育的配慮 ・教師の心ない言葉 ・内申書 ・ガリ勉 ・K君のこと ・M君のこと ・予備校 ・大学 受験勉強法技術編 ・通信教育 国語参考書 世界史参考書 日本史参考書 中学参考書 夏期受験勉強法 冬期受験勉強法 連絡メール プロフィール |
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