ニキビと湿疹に悩んだ男のスキンケアと肌チェック
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かなり前のことになるが、ノストラダムスの大予言という書物が話題になったことがあった。
空から「恐怖の大王」なるものが落ちてきて地球が滅亡するというものであったが、
地球には「恐怖の大王」は降ってこなかったが、
我が身に降りかかってきたものは、
まさに「恐怖の大王」そのものであった。
２０年以上も悩まされることになり、
ある意味では人生そのものまでも狂わされてしまったのであるから、
「恐怖の大王」とでも表現する以外に表現のしようがない。
大学一年の年が明けた二月頃だったと記憶している、
顔にニキビだでき始めた。
もちろん中学や高校の時もニキビはできた。
しかしこの時のニキビはそれまでのものとは違っていた。
顔面ばかりでなく、頭部や背中にまでできた。
大変だとは思ったが、まさか２０数年にもわたって付き纏われることになろうとは夢にも思わなかった。
若い人はとくに自分の顔のことを気にするのが普通だと思うけど、
この時の顔面のニキビは尋常ではなかった。
ほとんど顔面全体にできて、頬の部分のものは化膿によって大きなものになる傾向があった。
こうなると顔も腫れてくるし痛みも伴った。
化膿しきった時点で針をさして膿を出したが、かなりの量の膿が出ることも多かった。
試験のことがあるから必要なときは学校にも行ったが、
あまり人とは顔を合わせたくなかったよ。
それほどひどい顔面偏差値になっていたんだ。
大学二年の夏休み明けに先輩に言われたよ。
「女できたか」と。
その先輩、途中まで言いかけて、俺の顔を見ながら、
「その顔じゃ無理だな」。
この話を聞いただけでも、いかにニキビの程度がひどいものであったかは、
想像してもらえると思う。
ある程度年をとってからでも嫌なものなんだから、
青年期のニキビや湿疹はきわめて深刻だ
このろくでもないニキビと湿疹のせいで、この頃に関しては楽しい思い出は皆無に近い。
ひたすらニキビを治そうと必死になって解決法を探っていた。
今になって考えると、すべて周辺のことばかりで、肝心な根本的なことをおろそかにしていたからいつまでも症状が改善することがなかった。
何事についてもいえることだが、
問題の核心、いわば本丸を攻めなければ、敵は落せない。
ニキビや湿疹も同じで、
ニキビや湿疹ができて当然の食生活では改善は望めない。
恐怖の大王降臨
それはアトピーから始まった
悪の根源 脂性
試行錯誤
ニキビ克服の近道
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