ホーム >受験技術 >勉強に必要な自分なりの創意工夫！
勉強にも、
自分なりの創意工夫が必要です。
ただ漫然と、
与えられたものを消化すればいい、
というものではありません。
自分に合ったオリジナルなものが、
最大の効果を生みます。
勉強の仕方も、
場合によっては自分なりの創意工夫で、
自分に合ったオリジナルなものにする、
必要がある場合もあります。
人間の能力や適性は千差万別であり、
ある人に役に立つやり方が、
そのまま、別の人にも効果がある、
とは限りません。
Aさんの薬は、Bさんにとっては、
有害なものになる場合もあるのです。
よく、ある参考書は、
何週間で終わらせるべき、
などといった発言を目にしますが、
これなども、
一つの目安をいっているだけであって、
誰もがみんな、
その通りにしなければならない、
というものではありません。
大体、人間の能力は、
個々人によって違うのですから、
このように一律に論じること自体が、
そもそもおかしいと考えるべきです。
こういった意味では、
自分は自分、人は人でもいいのです。
結果が出せれば、
過程は二の次でもいいのです。
こういう話をすると、
適当にやればいいと誤解する人もいますが、
勉強は適当にやっても、
適当な結果しか出ません。
本腰を入れて適切な方法でやらないと、
思うような結果も出せませんし、
成績も上げることにもならないのです。
それでは、
どうするのが一番いいのかというと、
適切な勉強方法を、
自分なりにオリジナル化して、
実行するのです。
適切な勉強方法とはどんなものかというと、
例えば、
高成績を達成した人のやり方を参考にして、
完璧にコピーしてまねをするか、
それができない場合は、
自分なりに創意工夫を加えて、
なかば独自のオリジナルなものに変えて、
それを実行に移すということです。
こうすれば、
完璧コピーができた場合は、
そのままの、同じような高成績となる、
可能性が高いですし、
独自にオリジナル化した場合も、
それなりの成績は、
達成できる可能性が高くなるわけです。
ただし、これは本当の好成績・高成績を、
めざす場合であって、
そこそこの成績で満足な場合には、
この限りではありません。
また、最後に付け加えておきますが、
何から何まで他力本願で、
人に頼って勉強しようとする人も、
たまにいますが、
参考書の種類とか勉強計画まで、
他人に頼っているようでは、
先が思いやられます。
勉強や勉強計画は、
あくまでも自分自身が決めるものであって、
まったくの人任せで、
他人に決めてもらわないと、
何もできませんでは、
これからの長い人生を、
自ら放棄しているにも等しいものと、
いえます。
勉強は自分でするものです。
学校の先生や予備校の教師も、
参考となる指針は与えられますが、
それをどのように実行するのかは、
各人の判断に任せられているのです。
まさに、英語のことわざの世界のことに、
なるのです。
You may take a horse to the water, but you cannot make him drink.
（馬を水辺に導く事は出来るが、
馬に水を飲ませる事は出来ない）
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