タイトルがガリ勉になっているが、
これはみんなからそう呼ばれていたというわけではなく、
M君がふざけて、
「おい、ガリ勉」と呼ぶことがあったため、
使ったものだ。
でも実際、高校時代は、
効率的勉強法を実践というよりも、
ガリ勉そのものだったね。
よくいるよね、
「楽して勉強したい」とか、
「遊びながら成績を上げたい」
「楽な受験勉強法はないかな」
とかいう人。
そういう人たちに言いたい。
「勉強をなめるなよ。
60 70程度の偏差値は取れても、
80オーバーは甘くないんだ」
冗談抜きで、
高校時代は本当によく勉強したね。
色々あちらこちら試してみたりね。
そのため随分無駄に時間とお金を使った気もするけど、これも必要経費のうちか。
なにしろみんなが勉強している間に、
こっちは最低3年以上は家で寝ていたようなものだから、
それを取り返すのに必死だったね。
中学の時家庭教師つけてもらったって書いたけど、
どうしてだかわかる。
わたしの場合は学力UPなんてそんなもんじゃないんだよ。
小学校休んでたから、
分数ができなかったんだよ。
分数の足し算とか掛け算とかが。
うそ偽りなく中学時代の学力レベルなんてそんなものだったよ。
公立中学に入った時の成績が、
うそ偽りなく、
後ろから2番目だった。
中学に入学する時、
学力考査みたいなのをやったんだけどね、
それでびりから2番目だったわけ。
第一位に輝いたのが、
小学校で、授業中いつも居眠りの女の子だったよ。
この子もある意味ですごいけどね。
私より見事な成績だったんだから。
そんな人間が、
一気に遅れを取り戻すとしたら、
ひとがねてる間に勉強する以外に手はないわけよ。
だからやったんだよ、一生懸命。
だからどうしようもない「
零点男」が、
東大組をなで斬りにするほどになれたんだよ。
だから君たちもやってごらん。
人間本気でやったら相当なことができるよ。
下剋上男がいい例だよ。
零点だよ、零点。
中学入った時けつから2番だよ、けつから。
後ろから2番というとまだ聞こえはいいけど、
居眠りばかりの子がびりだったから、
実質上は私がびりと同じだったのよ。
一番は一番だけどね。
最近日本人宇宙飛行士のことが話題になるけど、あの人たちだってものすごい勉強してるんだよ。
インタビューなんかじゃわからないけど、裏では勉強してるのよ。
受験勉強も同じだよ。
楽して成績が上がる勉強法なんてないよ。
効率的な勉強法はあるけどね。
それだって努力しなくちゃできないものだよ。
人間は向上心だね、向上心。
これがない人はものにならないね。
私は母親に「勉強しろ」なんて言われたこと一度もないからな。
自分でやったんだよ。
やる気になったから自発的に勉強したんだよ。
嫌々やってるうちはまだまだだね。
ある程度のレベル以上になると勉強が楽しくなってくるよ。
いろいろ知らない新しいことを学ぶことができて。
だから君たちもやってごらん。
特に
英語なんか下剋上男の言う通りにすればかなり点が取れるぞ。
実際そうやって点取ってきたんだよ、私は。
実際にいい点とってきた人の言うことは聞くもんだよ。
あの数字見ればわかるだろ、数学はだめだけどな。
これも全部「
ガリ勉」の賜物。
以上、ヌルハチ流学問のすすめ。
ガリ勉礼讃でした。
最後にしつこいようだけど、
ただ時間を使ってやってもダメなんだよ。
賢明な正しい勉強方法=ガリ勉
このことをくれぐれもお忘れないように。