東京大学理科3類を超えた男
注意:資料全体を掲載しようとしたため、数字等が判別不可能に近いところがあります。
以下に、3枚の成績表と資料を掲載します。
現在とは「偏差値の重み」が多少違う可能性があるのでひとこと述べておきます。
現在では予備校御三家などと呼ばれているが、ヌルハチの受験生当時は駿台の「一人勝ち」で、東大を受験する学生は駿台に1極集中していた。
このため、偏差値のもととなる母集団が東大受験生と上位国立大志望者で占められることになり、結果として東大の偏差値そのものが現在よりも低めにでている一つの要因となっていると思われる。
その証拠に、旧帝大系の国立大学といえども駿台の偏差値では低偏差値の大学でしかなかった。
比較がしやすいので
東大文科T類(国公立文系1位)を例にとるが、文Tの偏差値は現在
70(駿台)であるが、下記の模試では合格確実圏偏差値
66.0(4教科T型 これが東大の二次試験)であった。
また、理系・文系の違いはあるが、”偏差値大将”
東大理科V類は73.5(4教科国立T型)が現在のA判定に相当する確実圏偏差値であった。
そして、この時の
ヌルハチの偏差値は74.7(4教科国立T型)で、偏差値の数値では東大理Vを超えていた。
もちろん文科系・理科系の違いはあったが、英語・国語・数学の問題は基本的には同一のものであったので、あの数学の成績で”偏差値王”東大理Vを負かしたことは、まさに勲章ものであった。
本当の意味で偏差値が高い大学は東大理Vしかないからね、日本では。
まさに"日本の偏差値大将"、それが東京大学理科V類だ。
他の二つの資料についても多少の違いがあるので、それぞれ照らし合わせて参考にして欲しい。
ちなみにこの時の
早稲田政経(私大文系1位)の確実圏偏差値は
59.3(3教科私立U型A)であった。
ヌルハチの偏差値74・7(4教科国立T型 文系 東大二次試験)
東大理V確実圏偏差値73・5(4教科国立T型 理系 東大二次試験)(参考)
東大文T確実圏偏差値
66・0(4教科国立T型 東大二次試験)
ヌルハチの偏差値79・5(3教科私立U型A)
ヌルハチの偏差値80・7(3教科私立U型)
資料の数字が不鮮明なので付け加えると、
東大文T64.9(4教科T型確実圏偏差値)
早大政経58.7(3教科U型確実圏偏差値)
東大理V確実圏偏差値
71・6(4教科国立T型 理系 東大二次試験)(参考)
ヌルハチの偏差値71・4(4教科国立T型 文系 東大二次試験)
東大文T確実圏偏差値
64・9(4教科国立T型 東大二次試験)
ヌルハチの偏差値79・5 席次1位(3教科私立U型A)
ヌルハチの偏差値78・3 席次2位(3教科私立U型)
東大文T65.3(3教科合計 合格可能圏偏差値)
早稲田政経56.5(2教科合計 合格可能圏偏差値)
ヌルハチの偏差値69・8(3教科)
東大文T可能圏偏差値 65・3(3教科)
ヌルハチの偏差値79・5(2教科)
ヌルハチの偏差値国語 82・1(席次1位)