まず初めに断っておきますが、
このサイトで推奨している参考書が絶対的に優れたものであるというつもりはありません。
市販されているものはそれなりに好いところもあり、完璧に自分のものにすればそれ相当の力がつくものがほとんどである。
他のページで何回かふれたが、ヌルハチは受験生時代の一時期、
「参考書王」とでも呼ばれてしまいそうなほど、あちらの参考書こちらの参考書と、
ろくに手をつけることもなく、色々なものに手を出したことがある。
そうした経験から、学力の高くない人の場合はあまり多くの参考書に手をだすのは効率的勉強法という観点からは、避けたほうがいいという確信に近いものをもっている。
1 特に
学力のあまり高くない人は、少数精鋭で行くべきだと断言する。
完璧に一冊か二冊を理解吸収する。まずこれが最初。
もちろん、自分に必要のない箇所はとばしてもいいが、
ただし、学力トップレベルの人にはこのことはあてはまらない。
レベルの高い参考書なり問題集を複数こなすことが、偏差値UPや高偏差値の維持に寄与する。
2 自分の
選んだ参考書は最後までやり通す
ことが大事だ。
教科書とか参考書・問題集というものは、「完読」つまり全部読み通すということを前提に書かれている。つまり最後まで読みきって100の力がつくように作ってある。
全部消化して初めて100の力になるのであって、参考書や問題集の2割や3割の部分しかやらないでやめてしまったら、ほんの一部分しか自分のものにできないのである。
参考書を1冊でもやり通すとかなり力がついてくるので、その後で他の参考書で自分の学力を確認する、という勉強方法をとるべきだ。
他で問題になるのは、
3 自分の学力に合った参考書を選ぶということだ。
あまり高レベルの参考書では消化不良になり、学力向上にはあまり寄与しない。
簡単すぎるものも時間のむだになるだけだ。
一番いいのは
自分の学力より少し上のもの、
少しといってもかなりに近い少しなんだけど、
そういったレベルの参考書なり問題集を選ぶべきだね。
具体的な参考書や問題集については科目ごとのセクションで取り上げているが、
どれもみな自分のものにできたらかなりの得点UP・偏差値UPが望めるものなので、
4 1冊の参考書を徹底的に反復学習する
ということを念頭において勉強するように。
くり返すが、どういった参考書を使うにせよ、
自分の選んだ参考書は最後までやり通すこと。
中学用・高校用にわけて、参考書・問題集一覧を掲げておくので、それぞれのページを参照のこと。