中学レベルの英語は、次の4つの項目に注意して勉強すれば攻略できます。
中学英語勉強法の4本柱
@英文法
A英単語英熟語
Bリスニング
C英語長文問題
これを中学英語勉強の4本柱という。
この英語4本柱を効率的に勉強すれば、英語は得意科目になるし、偏差値も高い値で安定する。
ヌルハチの英語偏差値は高い値のまま推移したが、
これはすべてこの4つの項目を上手に勉強していたからに他ならない。
逆に、間違った英語勉強法でいくら勉強しても効果はあがらないし、偏差値アップも望めない。
まさに、
それは時間のむだでしかない(It's only a waste of time.)。
例えば、英作文の勉強に時間を割くのはあまり効率的とはいえない。
なぜなら、英作文は減点されるのが普通であり、文法問題のように
満点(full marks)を取るのは難しいからだ。
だから、
英文法や英単語・英熟語を集中的にやって、そこで覚えた英文を英作文に応用する
というのが利口な勉強のやり方だ。
この英語勉強方法は大学入試でも効果を発揮するので、
中学のうちからこの勉強法で英語学習を進めるくせをつけておくのが得策です。
いい事は人に先んじて取り入れるのが利口な人間のとるべき道です。
ヌルハチは英語・国語・社会の偏差値が高かったが、一番成績が安定していたのは英語だった。
強力メンバー相手でもつねに高偏差値を維持していたが、これもすべて英語の勉強法が正しかったからに他ならない。
英語は、いろいろな勉強方法を試してみた。
そして、自分の経験をふまえた上で、
一番すぐれた中学英語勉強法を紹介しているので参考にしてください。
英会話を含めて、
将来(in the future)使える役に立つ英語を身につけることができるからね。
中学英語が苦手のままだと、高校英語はお手上げになる。
手遅れになる前に(Before it's too late)、英語をしっかりと勉強して得意科目にしておこう。
英語の基本は中学の英語勉強にあるので、
この4つをマスターして英語勝者になろう。
中学英語勉強法
1 中学英文法
中学英語の中心にあるのは英文法だ。
英文法ができれば英語でいい点が取れるし、偏差値も高くなる。
だから、英文法に力を入れて英語の勉強をしなさいということになるが、
この英文法中心の勉強には一つの落とし穴がある。
英文法には難解な文法用語が頻出するため、これで英文法が嫌になって英語そのものが嫌いになってしまう人が多い。
こういった事を避けるためにはどうしたらいいかというと、
どうしても文法や文法用語が苦手な人は、
初めのうちは文法を無視して
英文法の例文そのものを覚えなさい
ということだ。
英語ができるようになると英文法は自然に理解できるようになる。
英文法そのものは後まわしでもいい。
英語で重要なのは英語の文章そのものであり、文法用語ではない。
文法用語などいくら無理して覚えても英語ができるようにはならない。
英語の根幹を成すものは英語の文そのものであり、
英語の例文を覚えていくことによって英語そのものの力がついていく。
だから、
英文法の勉強は、意味を理解した上で例文を覚えていく
のがベストということになる。
そして余裕が出てきたら文法に目を向けるのがいい。試験には文法そのものが出題されることも多いからね、中学英語では。
どうやって覚えるのがいいかというと、CDなどを使って英語の音声を聴きながら英文を見て覚えるのがいちばんいい。
英語の苦手な人にとっては、最初のうちはこの勉強法はかなり苦痛だと思う。
しかし、これを乗り越えないことにはいつまでたっても英語ができるようにはならない。
十回聞いても分からなければ、
五十回聞けばいいんだよ。
英文の意味が全然わからなくても、
一つでも二つでも単語の意味を覚えていって、最終的に分かるようになるまでくり返せばいいんだよ。
勉強というものは本来そういうものだよ。
最初から一回読んだだけで全部を理解できる人なんてほとんどいないと思うよ。
参考書や問題集を使う時も同じです。
一回で全部を完全に理解するのは無理だよ。
何回もくり返して反復学習する必要がある。
何回やるべきかは、人によって違うのでなんとも言えないところはあるが、最低でも2〜3回は必要だろうね。
勉強のできる人とできない人ではどこが違うと思う?
それはこの
反復学習を継続してできるかできないかの差だよ。
成績のいい人・偏差値の高い人というのは、ほぼ間違いなくこの反復学習のできている人たちだ。
この人たちにとっては、勉強するということは反復学習をするということなんですよ。
この勉強方法がほとんど習慣のようになっている。だから勉強ができるようになっているんです。
偏差値を上げることなんて簡単だよ。この反復学習を実行すればいいんですから。
たいていの場合は上がるよ、偏差値なんて。
参考書は最後まで読み通し、何回もくり返して徹底的に勉強する。
英文の意味を理解した上でこれをくり返していけば、中学英語は征服できます。
参考書としてはこの2冊がいい。
CD付でないのがマイナスだが、中学英文法を学ぶのには適したものです。
時間をかけてじっくり取り組めば、英文法に関しては自信が持てるレベルまではいけます。
中1英語から始めたい人向きの一冊。
マンガから入る手もあるか。
これも基礎から勉強し直したい人向きのもの。
動画付きで学べる利点もある。
2 中学英単語・英熟語
英語の能力をはかる目安になるのがこの英単語・英熟語です。
数多く知っていればいるほど英語の能力は高くなるし、受験や入試では断然有利になる。
英単語や英熟語を覚えるときには役に立つ例文で覚えるのが最も効率的です。
一つの例文で複数の英単語や英熟語を同時に覚えることができるからです。
CDを使って何回も聞いて覚えてしまう。これが最も効率的。
耳から覚えたものはなかなか忘れないし、停電の不利もこうむらない。
リスニングの練習にもなるし、英会話にも応用できる。
英語の力はこれで決まってしまうので、
英単語・英熟語はCDを聞きながら例文で覚える
これを迷わず実行すべし。
これを、
英単語英熟語”秀才の一つ覚え勉強法”という。
これさえくり返していれば英単語英熟語はマスターでき、英語もできるようになります。
中学英語はこれで決まる。
これを徹底的にやれば英文法も理解できるようになります。
なぜなら、これが英語の本体を直撃する勉強法だからだ。
このページを見た人はここだけでも実行すべきだぞ。
中学レベルの英語なら、この勉強方法で楽勝レベルまで持っていける。
例文で覚える中学英単語・熟語1800
短い例文を中心に、くり返し覚えこむ英単語・熟語集。
熟語も含めて
単語集としては優秀。
こういった
例文を覚えていくことで英語の実力がつく。
参考書を1冊でという人はこれを徹底的に何回もやる。
もちろん意味を理解した上で
訳せるように、また英語を聞き取れるようにしなければならない。
まず最初に英文を見て日本語に訳す。難しくて訳せない場合は、訳を見て理解する。
意味を理解した上で、CDを聞きながらこの英文を覚える。これを何回もくり返す。
こうすることでリスニングの訓練にもなる。まさに一石二鳥。
完璧にこなせば公立高校は楽勝。
ターゲットもCD付きのものがいい。
聞きまくって覚えまくれば高校入試は安泰だ。
システム英単語の中学版。
無理なく学習できるように難易度別に編集。
8週間で約900語を学べる。
レベル別編集なので、現在の単語力に合わせて学習できる。
3 中学リスニング
リスニングは、基本的には英単語・英熟語の勉強法の延長線上にあります。
つまり、英文のテキストを見ながら英語の音声を聞くことがメインになる。
このことをくり返しているうちに、音声を聞いただけで英文が頭に浮かんでくるようになってくる。
だから、英語に自信のない人やリスニング力の弱い人は、
最初は必ずテキストを見ながら英語の音声を聞くようにしてください。
英語の力がついて耳が慣れてくると、リスニング力は必ず向上します。
その段階で、テキストから目を離すという作業に移ればいいのです。
参考書としては、以下の3冊で公立高校は問題ない。
4 中学英語長文問題
英語長文問題は、英文のレベル自体はそれほど難易度の高いものではないが、まずその長さに恐れおののいてしまうというのが実情です。
中学英語でふだん接している英語とのギャップが激しいため、実際以上の難易度に感じるだろう。英語の得意な人とそうでない人との差はこの英語長文問題ではっきりとした点数の違いとなって現れます。
英語の長文をすばやく読み取るためにはかなりの英語力が必要で、これはいわゆる英語の得意な人にとっても簡単なことではない。
英語の速読能力を向上させるためには、語彙力の強化をはかった上でできるだけ多くの英文を読んでいくしかないのであるが、これは普通の中学生には不可能に近いし現実的でもない。
このため、英語長文問題に対応するためには、英語の
速読能力をいかに効率的に習得するかが問題になるが、時間的な制約を考えると、これにはやはり英語長文用の参考書を使うしかないだろう。
英語の速読能力はハイレベルの英語能力であるので、くり返しになるが、
普段から
英語長文問題の参考書などで練習しておかないかぎり、合格点を取るのは難しい。
英語長文問題のもう一つのポイントは、何について書かれたものであるかをすばやく見きわめること、
つまり
主題は何かを見つけることにある。
いいかえれば
key wordの選定ということになるが、
key wordは、最初の文章か2番目の文章にでてくることが多い。
このことをふまえて長文問題の勉強に取り組むことになるが、
長文問題の参考書や問題集を使って、実戦形式で練習しておくのが最も効果的です。
なぜなら、英語長文問題に関しては、”慣れ”というものがきわめて重要であるからです。
参考書としてはレベルが高くなってしまうので、かなり難解。
この3冊は比較的平易で
公立高校レベル。
ハイレベルの長文攻略にはこの一冊。
難関私立向き。
こんな英語も覚えておこう。
大学入試レベルだけどね。
You can count on me.
(頼りにしていいよ、任せておきなさい)
I say this for your good.
(これは君のためを思って言うのだ)
急がば回れを地で行く英語勉強のやり方
中学英文法が重要な理由