ヌルハチは英語・国語・社会が得意であったが、
偏差値がいちばん高かったのは国語だった。
できのいい時は駿台公開模試で偏差値80は超えていた。
この受験勉強法サイトのタイトルに使った"偏差値82・1"も駿台の大学受験公開模試で獲得したものであった。
東大受験組が中心の超強力メンバーでしたが、
その全員を負かしたのです。
駿台で1位を取ったこともあるヌルハチの中学国語勉強法は、中学国語の攻略に必ず役に立つので大いに参考にして欲しい。
国語の学力を上げるのは容易ではないということがよく言われるが、たしかにそういう側面があることは否めない。
ただ、中学生時は上位ではあったが断トツの学力というほどではなかった人間が、曲がりなりにも"東大予備校"とまで呼ばれていた当時の駿台で、席次1位をとるほどの学力になったのには、それなりの理由があると思う。
その秘密をひとことで言うと、高校生の時に猛勉強をしたということになるのだが、
ただやみくもに勉強しただけでは、あの東大組が中心の模擬試験でトップを取ることはできない。
そこにはトップを取った何らかの理由(わけ)があるはずだ。
ヌルハチの場合は古文だったよ、古文。古文が好きでものすごく得意にしていた。
数学の勉強をおろそかにして「源氏物語」なんかを読んでいたからね、原文で。
大学受験生の分際で「源氏物語」なんて、今から考えると、とんでもない事をしていたものです。
おかげで古文は得意になって国語の偏差値も抜群になったけど、偏差値は余裕で足りていたにもかかわらず大学の試験は落ちてしまった。
東京大学の古文は問題が平易で、古文を得意にしていたヌルハチにとっては損だった。
みんなができてしまうような簡単な問題では点差をつけることは出来ないからね。
古文はヌルハチにとっては"伝家の宝刀"だっただけに、この東大の平易な古文問題は痛かったな。
模擬試験でつけていたほどの差をつけることが出来なかったから、本番の入試で。
他山の石ということわざがあるけど、
このヌルハチの失敗を参考にして、みんなには数学の勉強を勧めます。
国公立は数学で決まります。
大学入試の国語勉強においては古文が重要な位置を占めるが、国語の偏差値にはもう一つ大事な点がある。
それは古文ができるようになると、漢文もできるということです。このことは重要ですよ。
つまり、
国語の成績や偏差値を上げたければ古文の勉強に力を入れなさいということになる。
これは特に大学受験の国語についていえることであるが、中学国語でも真実であることに変わりはない。
高校生になっても忘れないように。
古文は偏差値を上げるのが容易な科目であるが、
古文以上に得点が楽なものがあります。
それは
漢字の読み書きです。
これは勉強しておけば確実に点が取れるもので、
ここで点を落しているようでは、
国語で高偏差値を望むのは、無理なことです。
点の取りやすいところで確実に得点する。
これが利口な勉強術です。
だいたい正しい漢字も書けないようでは、国語以外の科目でも誤字脱字による減点を覚悟しなければならない。
満足な日本語も書けないようでは、
解答以前の問題です。
中学国語は、
1 漢字
2 現代文
3 国文法
4 古文漢文
この4つを攻略すれば中学国語勉強法としては完成の域に達する。
他の科目と同様に、中学国語の場合も反復学習が効果を発揮するので、
参考書や問題集を何回もくり返してやるということが重要です。
中学国語勉強法
1 中学漢字勉強法
漢字の読み書きは受験勉強や入学試験では必須項目であり、他の科目を勉強する際や解答する時も必ず必要になる。
誤字や脱字は国語のみならず英語や社会の試験でも減点の対象になるので注意すべきです。
ヌルハチの場合も漢字の書き取りは徹底的にやった。
自信のない漢字を中心に何回も紙に書いて練習した。
こういったことの積み重ねが国語の高偏差値につながったのです。
漢字の読み書きは勉強しておけば確実に得点できる。
この問題でむだな失点をしているようでは、
国語で高得点は期待できません。
公立高校はこれ1冊でほぼ万全
難関私立・国立にも対応
こちらは筆順の確認もできます。
こちらは書き取りの問題集。
漢字は実際に書いて確認しないとね。
2 中学現代文勉強法
勉強方法でいちばん悩むのは、
この現代文ではないでしょうか。
また、現代文の場合は勉強したからといってすぐに結果となって現れるものでもない側面があります。
基本的には文章を読み解く能力、つまり読解力をつければ現代文の問題は解決するが、
どうやってその読解力をつけるかがポイントになる。
ヌルハチの場合、現代文のために特に何かをしたという記憶はあまりないですが、
新聞の社説とか小説の類はよく読んでいたね。
武者小路実篤とか有島武雄、芥川龍之介とかいったあたりだけど。
本当は森鴎外とか夏目漱石あたりがいいんだろうけど、出てくる漢字とか熟語が難しいので難点はある。
おまけに試験の点数に直結するとは限らないという問題もある。
しかし、本来の日本語らしい日本語というのは、鴎外とか漱石、谷崎潤一郎あたりの書いたものであるということは認識しておいたほうがいいでしょう。
ヌルハチの場合は三島由紀夫までだね、時代がくだっても。文章はあくまでも気品と格調。
これは「文章読本」の中の三島由紀夫本人の言です。
現代文の問題は大きく別けると評論系と小説系とになるが、この二つのものに対しては対応がやや異なる。
評論系の文章は論理的に記述されているので、AだからBである式になっていることが多い。
もちろん、BなのはAであるからである、というような表現形式をとることもあります。
論理の展開は比較的つかみやすいので、
何が主題であるのかという主題の見きわめに成功すれば解答は容易になることが多い。
人間は何か自分の言いたいことは先に言うところがあるので、
問題文の最初の文章か2番目の文章の中にキーワードが出てくる可能性が高い。
これに対して、
小説系の文章の場合は情緒的で心理的な描写がなされることが多い。
「彼女の顔には悔恨と自責の念がありありと表れていたが、その一方で、それをなんとしても隠し通そうという強い意思もかいま見えた」
こんな文章が出題された場合には、まず最初に登場人物の動作を表す
動詞に注目しなければならない。「表れていた」とか「隠し通す」、あるいは「見えた」とかいうような。
これによって登場人物がどういう行動をとったかがわかる。
次に注目すべきは
形容詞だ。「強い」とか「自責の」という言葉によって、登場人物のその時の様子を推測することができる。
ただこういった心理的なものを表す言葉は、読者側の受け取り方に人それぞれで違いがあるので、答えが一つとは限らないが、出題者の意図にそぐわないものは不正解とされることもある。
小説系の問題の場合は、こういったことにも注意をする必要があるが、本来こういう問題は入学試験問題としては適切なものではない。
現代文勉強法としては以上のようなことが推奨されるが、
現代文の場合は勉強したからといってすぐに結果がでるとは限らないので、あまり時間を費やすことなくほどほどの勉強で済ませるという思い切りも必要だと思う。
漢字や英単語英熟語を徹底して勉強したほうが圧倒的に点は稼ぎやすい
ということをくり返しておきます。
現代文読解の公式を提示。
短期終了が可能な1冊。
公立高校レベル。
ある程度得意な人向き。
難易度が高く中3向き。
難関校レベル。
3 中学国文法勉強法
英単語や英熟語の問題と同じで、
知っていれば楽勝・知らなければお手上げの問題です。
いいかえれば、知っていれば楽に解けるが、知らなければ解答不能の問題なのです。
だから中学国文法勉強法としてはひとつしか道はない。
ひたすら文法用語とその働きを例文の中でおぼえる。
中学国文法の参考書はほとんどすべて丁寧な解説が例文付でなされているので、これを何回か学習すればたいていは理解ができる。
一つ一つが得点に直結していると思って勉強すれば、文法用語そのものが点数に見えてくる。
見やすくて分かりやすい1冊。
楽しく学べる国文法だ。
定期テストの予想問題集付き。
文法に苦手意識のある人にお薦めの一冊
書き込み式。
4 中学古文漢文勉強法
中学レベルの古文は、基本的な古文単語と文法を理解すれば事足りる。
出典も、「徒然草」とか「今昔物語」「宇治拾遺物語」あたりのレベルのものからが多い。
これらの作品は何れも平易な部類に属し、その中でも実際に出題されるものは数が限られているので、問題集などで練習しておけば問題はないでしょう。
ただし一部の難関私立や国立の中には、明らかに中学レベルの範囲を超えたものを出題することも多いので、難関高志望の人は特別な対策が必要です。
中学レベルの漢文は、
基本的な句形の知識を追加すれば、古文ができるようになれば漢文でも合格点が取れるようになるので、古文と漢字の勉強に力を入れるのが正解です。
日本文学史の問題は、おりにふれて日本の古典作品の名称だけでも覚えていくようにしていけば、試験でも困らないレベルには持っていけます。
古文に苦手意識のある人向き
基礎は押さえることができる
中学古文・漢文の入門書
文法を基礎から学びたい人向き。
ステップアップ式で実力を養成する。
上級者向けだが基礎から学べる
解答解説も丁寧
漢文の入門書として最適
公立校レベルは楽に達成できる