高校では、生物・地学・物理・化学の4科目に分かれるが、
中学理科では、1分野(物理化学)2分野(生物地学)として学習する。
中学理科の特徴は、特に1分野の物理・化学では計算が含まれることだ。
つまり
数学の計算問題ができないと中学理科の問題は解けないので注意する必要がある。
2分野の地学でも、地震波の伝わる速度の計算などで、この計算能力が必要となる可能性がある。
だから1分野の物理・化学のみならず、2分野の地学においてまで数学の知識・能力が必要になるので、中学理科の勉強の際は数や式の計算能力は確実に身につけておくように。それがないと先に進めないから。
中学理科の勉強内容をひとことで言うと、
物理・化学は公式と計算と文章解読能力
生物・地学は用語の暗記能力
ということができる。
つまり、中学理科1分野の物理・科学では問題文の意味を理解し、必要に応じて公式を使って計算して答えを導き出す、という作業がメインになる。
中学理科2分野の生物・地学では、例えばDNAのデオキシリボ核酸とか地震関連のP波、S波やヴァンアレン帯などといった用語を逐一覚えていくのが学習の中心になる。
ヌルハチは大学受験では、理科は生物・地学を選択した。
試験科目は英語・国語・数T数UB・日本史世界史・生物地学であった。
なぜ理科で生物・地学を選択したかといえば、生物・地学はたいして勉強しなくても一次試験を通る自信があったからだ。一次試験さえ合格すれば、二次試験では理科は受けなくてもよかった。文科系だったから。
試験を受ける時はこういう考え方も大事だよ。
つまり、同じ時間をかけた場合どちらのほうが点を取りやすいかということだ。
物理化学よりも生物地学の方が勉強はしやすい。
受験勉強ではなるべく得な方を選んだほうがいい。限られた時間の中で勉強しているわけだから、確実に得点できるほうを選ぶということだ。ただしこれは文科系の人限定だ。
具体的な中学理科の勉強方法としては、
中学理科1分野(物理化学)では文章読解力を鍛えた上で公式の暗記と問題演習
中学理科2分野(生物地学)ではひたすら用語の理解と暗記に努める
この2つを反復継続して中学理科の学力を高めるのがベストということになる。
中学理科参考書・問題集
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中1理科をひとつひとつわかりやすく
本当の基礎から学びたい人向き
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中学理科 上巻〔物質・エネルギー〕 改訂版 (まんが攻略BON!8)
中学理科苦手意識の強い人向き
基本を押さえるには十分のレベル
理科用語・化学式 改訂新版
化学式も含めて1分野2分野の理科の用語を学習できる
本当の中学理科の基礎知識
中級レベル(普通)
中学理科1分野(物質・エネルギー)の発展的学習
内容が詳しいだけに分量も多い
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中学理科学習事典
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図でわかる中学理科 2分野(生物・地学)
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高校入試合格とれる!理科
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