ミケランジェロのダビデ像を知らない人はいないだろう。
男性肉体美の理想とされているが、その見た目の美しさは時の流れを超越して人の心を打つ。
美しいという形容は女性のためだけにあるものではない。
男性にも美しいという言葉がピッタリの時もある。
ただし、もやしのような軟弱な男性には、
この美を表す言葉は使われないし、
ふさわしくもない。
かといって、ミケランジェロのダビデは、
筋トレをやりすぎた、
むきむきのボディビルダーの肉体美とはちがう。
そこには女性の優雅ささえも感じられる。
これがこのダビデ像が男性肉体美の理想といわれるゆえんでもある。
このミケランジェロのダビデ像とくらべてどうだろう。
勝ったと思う人はかなりの男性肉体美に優れた人で、
そのような男性は何もしないで外を歩いてもそうとう見栄えがしてかっこいいだろう。
こういう人はもうすでに自前で筋トレが済んでいる人で、それ以上の補強は必要としない。
ただこういう恵まれた人たちはほんの一部で、
多くの日本人男性はスレンダーの痩せタイプが主流だ。
たまたまこういった痩せタイプの男に生まれてしまった場合は、
自己努力によって自分の肉体を改造したほうがいい。
何故かといえば、単純に筋トレ肉体美の男性のほうが得だからだ。
とくに若い男性の場合はプラス面のほうが圧倒的に大きい。
まず第一に、
① 肉体美男性は女性にもてる。
単純に女性は強い男性、
もしくは強そうに見える男性に惹かれる。
自然界でも強いオスがオス同士の争いに勝ってメスを獲得する。
ダビデの横にもやし男では、
初めから勝負にならない。
こういった若い男性の場合には、
とくに男の筋トレ肉体改造を奨める。
もて男になるためには、
まず最初に肉体美男にならなければならないのだ。
男の肉体改造の第二の理由は、
② 強くなければ男になれないからである。
長い人生を生きていく上では、
腕っぷしの強さが求められることが必ずある。
単純にいうと腕力、
もっと俗な言い方をすると、
いざという時のけんかの強さだ。
世の中には道理の通らない理不尽な人間もいる。
この手の人間はいざという時に、
暴力的手段によって自分の意見を通そうとする。
たいていの場合、この手の人間には話してもむだであり、
最終的には暴力をふるってくることが多いので、
そういう時にこそ、
男の筋トレによって鍛えた肉体の力を発揮するのである。
ただし、筋トレはあくまでも自己の肉体改造を目的にするものなので、
粗暴男になるのが目的ではないので、その点にはとくに注意して欲しい。
筋トレ暴行男になったのでは、
前科がつくだけの筋トレ馬鹿男になってしまう。
筋トレ男推奨の第三の理由は、
③ 筋トレ男は見ばえがするからである。
最初に引き合いに出したダビデは審美的にも優れている。
程よく筋肉がついていて見るものの目を引きつける。
女性ばかりでなく、男性の注意まで奪う。
これはすべて筋肉肉体美のなせるわざであり、
もやし体型のカマキリ君には無理である。
とくに夏場や海やプールでは、
筋トレ男が周囲の注目を一身に浴びる。
筋トレ男ここにあり。おれが一番だ!!
それが筋トレ肉体美男の特権だ。
以上、簡単にではあるが筋トレと男の筋トレの必要性について記したが、
ほどよく筋肉をつけるトレーニングが望まれるので、
やり過ぎないように注意して、
男の筋トレ・筋肉トレーニングに励んで、
肉体美男の仲間になろう。
|