ホーム >国語 >古文 >古文解釈の方法
単語や古典文法の知識もあるのだが、
試験での得点が思うようには取れていない。
そんな人は、
古文解釈に目覚める必要があります。
そのきっかけになるのがこの参考書です。
古典学習の中心になるのは単語と古典文法です。
この二つの勉強がいま一つの人は、
さっそく勉強に取りかかってください。
古典ではそこが出発点になります。
今回取り上げる「古文解釈の方法」という参考書は、一から古典をという人向きではありませんが、一通り単語や文法を勉強したけど伸び悩んでいる。
そんな人のための参考書です。
古文勉強法のなかでも簡単に触れておきましたが、大学入試の問題でよく出題される事項はかぎられています。
たとえば、助詞、助動詞とか敬語はその代表です。
なぜこういったものが頻出事項になっているのかというと、その理由は、助詞や助動詞、敬語の知識なしでは、古典を読んでいくことができないためです。
試験に出るということは重要だから出る。
単純ですが、ごくあたりまえのことです。
この「古文解釈の方法」は、
文法知識を駆使して古文を解釈していく。
こういった考えから、解釈ではとくに重要な助詞や助動詞、敬語、受身と使役などについて解説をくわえています。
古典文も文法の決まりに従って書かれているわけですから、英語の伊藤和夫先生ではありませんが、古典解釈を文法知識から攻略するというのは理にかなった学習方法であります。
古典を読むことに慣れてくると、
こういった文法知識を前面に出すことなく、解釈ができるようになるわけですが、
現在の大学入試では、そこまでのレベルを求める大学はごく少数といえるでしょう。
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