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ホーム >英語 >英語長文 >関係代名詞がわかると長文が解ける 長文を難解なものにしている要因の一つに、関係代名詞と先行詞の存在があります。 この厄介な存在の正体を明らかにし、 その攻略方法について解説します。 語彙不足による場合は別として、 長文攻略に手を焼いている人の多くが、 関係代名詞と先行詞の問題で立ち往生しているケースが多くあります。 要するに、文の構造が把握できず、 そのために文の意味も理解できないのです。 どうしてこういうことが起きているかといいますと、 英文の複雑な修飾関係と、 先行詞の見きわめ、 あるいは、先行詞の省略を認識できないために、 こうした困難な状況になっているのです。 この説明ではややわかりにくいと思いますが、 要するに、複雑な構造を持った英文では、 どの単語が先行詞なのかを判断するのが難しく、 おまけに、関係代名詞が省略されていた場合には、 よりいっそう文の構造を理解することが困難になるということです。 ハイレベルの英語試験では、 このような複雑な構造の英文が必ず出題されます。 それは、このような高度の英語力を要する英文の方が、 受験者の実力をはかるにはもってこいのものだからです。 なぜなら、ある程度の実力のある人にしか、 こういった英文の構造把握はできないからです。 先行詞が関係代名詞の直前になく、 先行詞+修飾句+関係代名詞 のかたちを取った場合は、 特に慎重に先行詞の選定をしなくてはなりません。 ここでの間違いは、 致命的な失点につながりかねません。 試験で狙われるのはこのパターンが多く、 また受験者が最も悩むのが、 この類型の英文だということができます。 こうした場合に、 先行詞決定の最大のよりどころとなるのが、 文法の知識です。 具体的にいうと、 先行詞が単数名詞であるか複数名詞であるかが、 先行詞決定の最大の判断基準になるということです。 これはどういうことかというと、 関係代名詞以下の述語部分の動詞は、 先行詞の数に合わせなくてはならないからです。 例えば、 先行詞がbookならis(単数現在の場合)となり、 先行詞がbooksの時はare(複数現在)とならなければならないのです。 これなどは、中学一年の段階で学習する文法ですが、 複雑な構文の分析をする場合にも、 決定的な働きをするということの適例でしょう。 また、目的格の関係代名詞は省略されることが多いわけですが、 これなども、文法書に載っている用例を参考にして、 しっかりと学習しておくことです。 そうすることで、省略があることが簡単にわかるようになり、 どんなに難解な構文でも、容易に解析することができるようになるのです。 英語の文は、すべて5文型のどれかに該当するわけですから。 |
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