駅から歩いて20分の早稲田大学

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JR高田馬場駅から歩いて20分のところにあるのが早稲田大学の本部キャンパスです。
地下鉄やバスの利用は極力避けて、
行きも帰りも徒歩での学生生活を送りましょう。

早稲田大学の学生だった頃の思い出はいろいろとありますが、毎日毎日とはいきませんでしたが、4年間通して高田馬場から歩いて大学まで通ったことがなつかしく思い出されます。

入学当初はバスを利用したこともありましたが、これもほんの数回で、その後はもっぱら徒歩での往復となりました。

改札口を出てからすぐに交差点を渡っての歩きとなるわけですが、早稲田通りの徒歩通学も、学生の頃は何とも思いませんでしたが、長年たった今となってみると、感慨ひとしおというところです。

西武新宿線の高田馬場駅のBIG BOX、本屋の芳林堂、洋書のビブロス、レコード屋さんのムトウ。
駅の周辺には今でもよく覚えている建物やお店が建ち並んでいました。
なかにはなくなってしまったお店もありますが。

学生の足なら普通に歩いて約20分で早稲田のキャンパスにたどり着きます。大隈重信さんの銅像や坪内逍遥記念館のある校舎です。

たどり着くといっても、早稲田大学の正門に着くということではありません。西門と呼ぶのが正式なのかもしれませんが、とにかく裏の方の門に行き着きます。
どうしても正門から入りたい場合は、わざわざ遠回りをする必要がありましたが、時間のむだですからそんなことはほとんどしませんでした。

受験生時代の猛勉強の反動からか、早稲田の学生時代は、お世辞にもまじめな学生とは呼べない存在でした。

出席を取らない授業には出ない。
楽に単位が取れそうな授業を狙って受講する。
定期試験の直前になると教室に姿を現す。
試験は山かけ専門。
山が外れた場合は、正々堂々と自分の勉強してきたことを答案用紙にびっしりと書き込む。（もちろん試験問題とは無関係のことがら）

ヌルハチの勉強法のなかでも書いておきましたが、本当にこんなふざけた学生に卒業証書をくれた早稲田大学の度量の大きさにはただただ感謝の気持ちしかありません。

しかし、なんだかんだ言っても、早稲田大学はここ最近だけでも福田、野田という二人の総理大臣を出しているのですから、やはりいい大学なんでしょうね。
総理大臣を出せる大学というのは、数がかぎられていますからね。

駅から徒歩で20分の早稲田大学。
まだまだいけますよ、これから。

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