「世にもおもしろい英語」は、
勉強の合間の気分転換にうってつけの、
清涼飲料水のような本です。
これでやる気が出るぞ!
元気溌剌!
こんな英語がありますが、
うまく日本語に直せるでしょうか。
I'm so hungry, I could eat a horse.
これは、
とても空腹なので、
馬を一頭食べることができた、
という意味ではありません。
このcouldは仮定法のいいかたで、
「とても空腹なので、(その気になれば)馬を一頭食べられるほどだ」という意味になります。
英語の世界には、
このようにおもしろい表現がたくさんあり、
時には疲れた頭をいやしてくれることもあります。
たまには(For a change)、
このような表現に積極的にふれてみるのも、
学習の一助になります。
勉強も、
一方向からばかりでなく、
別の角度から攻めてみることも、
時には必要です。
最初は気がつかなかったことや、
見落としていたことなどが、
別方向から眺めることによって、
あらたな発見として見えてくることもあります。
これは、いうなれば単眼的アプローチと、
複眼的アプローチの違いということができます。
見方の違い、あるいは、見え方の違いということもできるでしょう。
「世にもおもしろい英語」は、
まさにこの別方向からのアプローチともいえる、
英語啓蒙(enlightenment)書といえます。
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